2021/07/30 11:27
私たちは主にホワイトセージから4種類の原料を作っています。
1個目はリーフを乾燥させてパウダーにしたもの。
乾燥したホワイトセージのリーフはネイティブアメリカンの人達が古くから儀式や空間(場所)、人々などを浄化させて神聖な空間を作るために使われてきました。
私たちは国内でホワイトセージの自家栽培、加工まで丁寧に行いパウダーとしてご紹介しております。
2個目は生のホワイトセージだからこそ取ることのできる精油(エッセンシャルオイル)です。
精油とは植物から産出される芳香を持った植物性100%のオイルのことです。よく間違われるのは”精油”=”アロマオイル”ですがこの2つは使われている原料から考えると全く別物と言えます。
★精油 (エッセンシャルオイル) 天然 植物など天然素材から抽出できたオイルのみ
★アロマオイル 人工物 精油以外にも香料やアルコール、保存料、添加物など人工的に作られたオイル
3個目は精油を抽出する際に生まれるフローラルウォーター。
ホワイトセージの精油は水蒸気蒸留法で抽出しております。この方法は植物に水蒸気をあてて、水蒸気と一緒に植物中にある精油成分を抽出するものです。精油成分を含んだ水蒸気は冷却すると水と精油に分離されます。この水がフローラルウォーターでほのかに精油の芳香と水溶性の芳香成分を持っています。
4個目は植物そのままの植物原液です。
成人の場合、人の体の約60%は水分でできています。この水分は細胞や血液などとなって生命に関わる大切な役割を果たしています。
植物によって異なりますが植物もほとんどが水分で80%~90%が水分になります。
ご存じの通り水をあげないと植物は枯れてしまいます。植物にとっても水は大切で必要な栄養を含んで植物内を血液のように巡っています。
私たちはこの植物の中にある栄養と芳香を含んだ水分を『植物原液』と呼んでいます。
この植物原液は特殊な機械を使うので大変手間がかかりますが水も使わず直接植物から低温で集められるので、精油やフローラルウォーターよりも自然のホワイトセージの香りがして栄養成分が含まれていることからプロの方を中心にご愛用されています。
香りの強さは、精油=強め 植物原液=自然のまま パウダー=自然のまま フローラルウォーター=ほのか となります。