ホワイトセージ (White Sage：学名 Salvia apiana) はシソ科に属する植物でアメリカ西部、主にカリフォルニア州などに分布しています。白っぽい葉と強い香りが特徴です。

ホワイトセージはネイティブアメリカンの文化において儀式の場や空間、使用する道具、人々の浄化のために使用されてきました。燃やすことで発生する煙は空間や物体、人々のエネルギーを浄化すると信じられています。この浄化方法は「スマッジング（smudging）」と呼ばれています。

伝統的な薬草としても利用されており、抗菌作用や抗炎症作用があるとされています。

３：アロマセラピー:

その芳香はリラックス効果やストレス軽減にも役立ちます。ホワイトセージのエッセンシャルオイル（精油）や乾燥したリーフ、お香を使用してホワイトセージは香りは楽しまれています。

ホワイトセージは乾燥した気候を好み、日当たりの良い場所でよく育ちます。日本で栽培する場合は梅雨や秋雨、猛暑、寒気に注意が必要です。湿気と寒さが苦手なホワイトセージは梅雨や秋雨、冬はそれぞれ対策を行い枯れないようにします。寒さは－５℃まで大丈夫といわれているので鉢植えで育てている場合は室内に移動させます。夏は葉焼けしてしまい収穫ができなくなる場合があります。